世界のラム酒生産量のわずか2～3%という希少なアグリコールラム。
全て手収穫。サトウキビの皮も手で剥がすなど、機械を使用しないオールドスタイルを今も継承しています。
このシングルカスクは2006年蒸留、2019年瓶詰め。
通常の970 6年ものより はるかに長期熟成されています。
すっきりストレートで力強い味わいです。

　　＜アグリコールラムとは＞
アグリコール製法によって造られるラム酒で、世界の全生産量のわずか2～3％だけの希少なラム酒です。
ほとんどのラム酒は、サトウキビのジュースから砂糖を精製した後に残った成分、廃糖蜜を発酵・蒸留して造る「インダストリアル・ラム（アンドゥストリエル・ラム）」ですが、
アグリコール製法とは、サトウキビを搾った新鮮なジュース100％のみで発酵・蒸留するものです。
サトウキビは刈り取り後すぐに天然成分が変化し風味が損なわれるため、近くに工場があること、すばやくジュースにして減菌作業や酵母の投入をしなければならないこと、サトウキビの収穫時期であることなど、条件と手間のかかる製法です。
しかし、サトウキビ本来の甘く濃厚な味と香りが味わえ、土地や生産者の違い、また造った年のサトウキビの生育状況など個性がはっきりと出やすくなります。
更に樽（たる）による熟成ラムは、いっそうの深みと複雑さが増し、上質のウイスキーやコニャックの味わいに通じると言われていて、その多様性を楽しむファンが増えています。

Technical sheet
商品名	マディラ　ラム　970　シングルカスク 2006
生産者名	ファリア・イ・フィロス
種類	ラム酒
原料	サトウキビ
アルコール度数	52%
産地	ポルトガル マディラ島
容量	700ml
保存方法	冷暗所